11日午後8時10分ごろ、愛知県一宮市八幡の稲荷公園西側の路上で、帰宅途中だった同 市内の高校3年の女子生徒(17)が男に首などを刺されたと、119番があった。女子生徒は 病院に運ばれ、重傷のもよう。男は逃げており、一宮署は殺人未遂容疑で調べている。 同署によると、男は身長160〜165センチ。長袖の上着、長ズボン姿だった。女子生徒は 首や胸、背中などに数カ所の傷を負った。 傷の一部は肺に達していたが、意識ははっきりしているという。 近くを歩いていた男性(46)が悲鳴を聞いた直後、走り去る男を目撃。女子生徒が助けを 求め、「知らない男にいきなり刺された」と話したという。 現場はJR尾張一宮駅から北西に約500メートルの住宅街で、夜間は人通りが少ない。 現場の公園を取り囲む歩道一帯は規制線が張られた。帰宅途中の会社員女性(24)は顔を しかめ、「毎日通っている道なので怖い」と絶句した。 同市内では4月14日、JR尾張一宮駅から東に約5キロ離れた千秋町で、帰宅途中の市内の 女子高校生(17)が男に顔面を殴られ、前歯を折る事件が起きている。
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