8日に香港戦(静岡・アウトソーシングスタジアム日本平)を控える日本代表。 岡田ジャパン不動のボランチに成長したMF長谷部誠(ヴォルフスブルク)は、 ドイツで波に乗る勢いを、代表にも注入できるだろうか。 昨季ドイツ王者のヴォルフスブルクでプレーする長谷部は、 シーズン当初こそ負傷の影響もあって出遅れたが、9月の代表のオランダ遠征で本格復帰すると、 26日のハノーファー戦で今季初ゴールをマーク。さらに日本人選手として5人目となるチャンピオンズリーグの舞台にも立ち、 30日にはマンチェスター・ユナイテッド戦に先発し、アシストを記録。 試合こそ1−2で敗れたものの、イングランドの強豪を相手に堂々たるプレーを見せた。 「新しい選手もたくさん入ってきて、良い刺激になる。(地元の)静岡で代表選手としてプレーできるのはうれしいこと。 ドイツで今、得点に絡めていて、個人的には充実しているので、それを代表にもつなげたい」(長谷部) 9月のオランダ遠征でもその存在は光り、日本に厳しかった現地メディアも軒並み長谷部には高い評価を与えた。 海外組は数いるが、現時点で最もレベルの高い場所に身を置くのが長谷部だろう。それだけに、彼が代表に何をもたらすかは気になるところである。
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