３年前に開校した岡山市の「環太平洋大学」を運営する学校法人が、文部科学省に 届け出ずに土地を購入し、財源が不足する状態に陥っていたことがわかりました。 文部科学省は、この学校法人に対し、今後４年間、新たな大学や学部の設置を認めない 処分を出しました。 処分を受けたのは岡山市にある「環太平洋大学」を運営する学校法人「創志学園」です。 文部科学省によりますと、この学校法人は、大学の設置申請では予定されていなかった 土地をグラウンドの用地として５億５０００万円余りで購入し、その結果、財源が ４億４０００万円不足する状態に陥っていたということです。 この学校法人は、こうした事実関係を文部科学省に届け出ないまま、ほかに運営して いる学校などから資金を調達して大学を開校していました。 文部科学省は「本来、大学設置を認可しないほどの違反だ」としたうえで、在籍する およそ９００人の学生への影響などを考慮し、学校法人に対し、今後４年間、新たな 大学や学部の設置を認めない処分を出しました。 これについて、環太平洋大学は「あってはならないことであり、再発防止に努めて いきたい」と話しています。 ◎IPU・環太平洋大学 Internatinal Pacific University ◎創志学園グループ ◎ソース ◎関連スレ 【自治体】大学建設 力貸して--広島・福山市、市立大建設用の公募債をPR [02/05] 【大学経営】「手に職」の学部人気 私大入試に不況の影 [02/01]
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