★女子院生マジックハンドで殴打 佐賀大准教授を書類送検 ・佐賀大学の女子大学院生が体罰を受け、けがをしたとされる問題で、佐賀署は15日、 農学部の男性准教授(43)を傷害の疑いで書類送検した。同署によると、准教授は 「指導に熱が入り、行き過ぎた」と容疑を認めているという。 送検容疑は10月2日午前10時ごろから同日午後2時ごろまでの間、佐賀市本庄町の 佐賀大農学部研究室で、女子院生に論文の指導をする際、物をつかむ棒状の マジックハンド(長さ約80センチ)で肩や背中などを数十回たたき、約1週間の けがをさせた疑い。 同署によると、マジックハンドは先端と持つ部分がプラスチックで柄は金属。 床に正座し、前かがみで論文を書いていた院生を上からたたいたらしい。 後から来た別の院生から「やめた方がいい」と言われてやめたという。 佐賀大学では懲戒審査委員会が、同様の被害がないか卒業生までさかのぼって 調査しており、処分決定は早くても来年1月末になる見通し。 同大広報室は「本学教員が傷害の疑いで書類送致されたことは誠に残念。独自に 調査を進めており、適切かつ厳正に対処する」というコメントを出した。
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