■厚労省の天下り先、補助金5000億円超 98団体、厚労相は抑制急ぐ 厚生労働省が関係する独立行政法人や公益法人のうち、 公務員OBが在籍する天下り団体が全部で98あり、今年度の 補助金の総額が5000億円超だったことが11日、厚労省の 資料で分かった。長妻昭厚労相は不透明といわれる補助金の 大幅削減を指示しており、膨らむ厚労省予算を抑制したい考えだ。 厚労省の資料によると、公務員OBが幹部職員として5代以上 続けて天下っている団体は、中央職業能力開発協会や 全国社会保険協会連合会などで13ある。今年度に配分する 補助金は640億円。一方、公務員OBが在籍する法人は独法の 雇用・能力開発機構や国民健康保険中央会、日本医師会、 日本看護協会など85あり、4512億円の補助金を投入している。 補助金総額は5152億円に上る。 ■ソース:日経新聞
PR