NHK総合で8月28日(土)からスタートするドラマ「チャンス」の会見が8月10日、 都内で行われ、出演者の藤原紀香、堀部圭亮、大地康雄、宮下順子、加賀まりこ、宇津井 健と、制作統括の松平保久氏、演出の本木一博氏が出席した。 本作は、証券会社のキャリアウーマンだった沙矢子（藤原） が、サラブレッドのチャンス号と出会うことで絶望のどん底からはい上がり、人生の 再起をかけるヒューマンドラマ。日本の金融界の支配を目指す藤本（市川亀治郎） との対決と、沙矢子と共にチャンスを育てる仲間とのドラマが交錯しながら 展開していく。 撮影を終えて藤原は「競馬はただのギャンブルではなく、 いろいろな方々の愛情や信念があってこそのものなのだと、 初めて知ることができました。馬の前に立っているとなぜかすごく自然な 気持ちになれるんです。馬がだんだんマイクや照明に慣れていって、 スタッフの方たちも馬を中心に考えて撮影をしていると、 馬と人の気持ちが一つになるんですね。その時にすごく監督の想像以上のものが 撮れたりするんです。そういう経験を通して、馬から色んなことを教わりました」 と得たものが多かった様子。 沙矢子と共にチャンスの馬主となるゲイのマスター・木暮役を演じた 堀部は「実は10年ほど前から仕事で必要なこともあるだろうと、 馬に乗る練習をしてたんです。でも、いまだに馬に乗る 仕事がなくて、今回はさすがにちょっとぐらいはあるのかなと 思ったらバーのマスターで、馬に恐る恐る触るぐらいしかなくて、まだ非常に待ち 焦がれています」と意外な願望を披露。
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