◎ソース asahi.com山形版 ■民間調べ 県内441社 2・5% 県内には創業100年を超える企業が441社あり、企業数(1万7448社)に 占める割合は2・53%と、47都道府県でもっとも高い。信用調査会社「東京商工 リサーチ」が実態調査した。県内最古は鶴岡市の機械器具製造業「伊藤鉄工」(伊藤 徳男社長)で、創業は1189(文治5)年と820年前だ。 ■北前船交流が影響か 調査は、企業データベースから創業が1908年以前の企業を抽出した。全国で2万 1千社あり、東北では福島の562社が一番多く、山形441社、宮城372社、 岩手270社、秋田255社、青森149社と続いた。 全企業数に占める100年超企業の割合は、青森が0・77%と東北一低く、 「比較的新しい企業が多いことがうかがえる」という。全国平均は0・98%だが、 これを大きく超える山形(2・53%)は、2位京都(2・46%)、3位新潟 (2・35%)、4位三重(1・98%)などを抑えての全国トップ。 「手堅い経営が目立ち、温泉関係や酒蔵も多く、京都との北前船交流などの影響で ないか」とみられる。 県内の441社を業種別で見ると、卸売り・小売業が178社で、次いで製造業 147社、宿泊・飲食サービス業49社、建設業34社など。 東北最古の企業は、岩手県北上市の「夏油温泉」で創業は1134年。2番目は、 仙台市の秋保温泉の「ホテル佐勘」(創業1185年)。3番が鶴岡市の「伊藤鉄工」、 4番は米沢市の白布(しら・ぶ)温泉「中屋旅館」と「東屋」(いずれも同1312年)。 6番は秋田県にかほ市の酒蔵「飛良泉本舗」(同1487年)だ。 ※長文記事のため、以下割愛します。
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