★普天間移設「考え決める時」 首相、米に近く提示 鳩山由紀夫首相は7日午前、沖縄県の米軍普天間基地の移設問題について 「政府としての考え方を、最終的にどういう風に米国に申し上げるか決める時が来た」 との意向を示した。近く、米側に伝える。キャンプ・シュワブ沿岸部へ移設する 現行案は「米国からそういう要求が来ているが、連立政権でもあり、 沖縄の期待感もあるので簡単ではない」と強調した。 首相公邸前で記者団に語った。 岡田克也外相は同日昼、外務省内でルース駐日米大使と会談した。 普天間問題を巡って意見交換したとみられる。 平野博文官房長官は同日午前の記者会見で「沖縄の基地問題は(普天間基地などの) 危険の除去、騒音の除去を含めて県民負担をいかに少なくするかが基本の軸だ」と強調した。 そのうえで「政権として集約しなくてはならない」との意向を示した。 また「(現行の移設先である)辺野古だけでなく、ほかもないのかという 考え方を首相自身が出すのではないか」とも指摘した。(13:31) 日経新聞
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