天皇陛下の即位20年を記念した京都御所の特別公開が1日から 始まり、大勢の観光客が訪れています。京都御所の特別公開は今月 10日まで行われます。 これは天皇陛下の即位20年を記念して開かれているもので、京都市 上京区にある京都御所では、天皇の即位の際などに重要な儀式が 行われた「紫宸殿(ししんでん)」や、平安時代の天皇の生活の場だった 「清涼殿」などが公開されています。また、天皇の即位後に行われた 「大嘗祭(だいじょうさい)」のあとの儀式で使われる「軟障(ぜじょう)」と 呼ばれる垂れ幕は、今回初めて公開されるものです。このほか、 天皇陛下の即位の礼で使われた「威儀物(いぎもの)」と呼ばれる矛や 盾も展示され、朝から大勢の観光客が訪れて見入っていました。横浜 から来たという50代の男性は「普段は見られないものが見られるという ので来ました。日本の歴史が実感できる場所を見ることができて、感動 しています」と話していました。NHKニュース
PR